TikTok for Businessの広告ネットワークPangleは、ゲーム業界のリサーチを専門に行っている調査会社Newzooの協力のもと、モバイルゲームジャンルに関する最新レポート「Pangle | Newzoo:モバイルゲームジャンルレポート 〜ハイパーカジュアル アジアと欧米市場の比較と分析〜」を発表しました。
本レポートでは、Appleによるモバイル広告ターゲティングへの変更により、ハイパーカジュアルゲームに偏った影響が出ると予想された後も、いくつかの主要なグローバル市場においてダウンロードチャートの上位を占めていることを明らかにするなど、ハイパーカジュアルゲームが継続的に成功を収めていることを示す最新のデータをまとめています。
今回のレポートで、ハイパーカジュアルゲームのパブリッシャーは、パズルやシミュレーションといった他の人気ジャンルのメタゲーム要素を組み合わせることでゲームに深みとリプレイの価値を加え、さらなる収益機会を作り出すなど、ユーザー維持率の向上と新たな収益機会の発見に注力していることが判明しました。また、ゲーム内イベント、広告クリエイティブ、UIに特定のローカライゼーションを行うことにより、アジア市場のユーザーにハイパーカジュアルゲームをアピールしています。
一方、カジュアルゲームやミッドコアゲームのパブリッシャーは、ハイパーカジュアルゲームの大規模なユーザー層をいち早く活用し、アプリ内広告を通じて自社タイトルのクロスプロモーションを行っています。
ハイパーカジュアルゲームの現状
ハイパーカジュアルゲームは、IDFAの規制があるにも関わらず、2021年、米国、英国、日本、韓国で最もダウンロードされたモバイルゲームのジャンルとなりました。これらの国々のダウンロードチャートの上位100位に入ったハイパーカジュアルゲームの数は年々増加しており、2018年の14%から2021年には36%へと伸びています。幅広いターゲット戦略を展開できるハイパーカジュアルゲームは、ポストIDFA時代の今、他のカジュアルゲームやミッドコアゲームに比べると、ユーザー獲得での課題が少ない傾向にあります。
この他の調査結果や分析の詳細は「Pangle | Newzoo:モバイルゲームジャンルに関するレポート 〜アジアと欧米市場におけるハイパーカジュアルジャンルの比較と分析〜」に掲載しています。