2017年に学生アパートで設立されたドイツのモバイルゲームスタジオ「Kolibri Games」は、その後、ベルリンのオフィスを拠点とする100人以上の企業へと急成長を遂げました。
2019年、Kolibri GamesはLinkedInのトップスタートアップの一つとして認められ、2020年2月にUbisoftに買収されました。プレイヤー中心のアプローチと自己改善への取り組みにより、Kolibri Gamesは世界中に何百万人ものファンを獲得しています。
Kolibri Gamesで最も人気のあるアプリ「ざくざくキング:採掘王国(Idle Miner Tycoon)」は、ユーザーが鉱業帝国を築くことで産業界のトップになることを目指すシミュレーションゲームです。1億回を超えるダウンロード耐用性を持つゲームで、Google Play、Apple Storeの両方で4.7(5.0中)の高評価を得ています。
「ざくざくキング:採掘王国」は、目を引くビジュアルと高度なゲームプレイを提供しているため、課金率と平均セッション時間は堅調でした。しかし、Kolibri Gamesでは主要なゲームからより多くの価値を生み出すことを目指し、ゲームのさらなる収益化を図るためにPangleを導入しました。
Kolibri Gamesは収益を管理するためのウォーターフォールを使用し、Pangleのリワード動画広告を「ざくざくキング:採掘王国」に組み込みました。また、PangleのCPMターゲットツールを使用し、各広告プレースメントが目標のCPMを満たすように設定。これによりPangleは、高いCPMのプレミアムキャンペーンに対して高いフィルレートの提供を実現しました。
さらにPangleでは、Kolibri Gamesが最大限の利益を生み出すための支援策として、ウォーターフォール最適化のヒントと市場洞察をKolibri Gamesへ共有しました。
Kolibri Gamesは、広告プレースメント設定の面にも経験値が高く、リワード動画広告を最大限に活用できました。
1つの広告プレースメントは、「Idle Cash Gain(アイドルキャッシュゲイン)」のリワードでした。しばらく時間が経過して仮想鉱山に戻ると、ユーザーには広告を視聴するか選択できる画面が表示され ます。広告を視聴すると、自分の鉱山で獲得している現金を2倍にすることができ、このような大きなリワードが保証されている場合、多くのユーザーは広告オプションを喜んで受け入れてくれます。
さらにもう1つの成功した広告プレースメントは、「Boost(ブースト)」リワードでした。ユーザーは鉱山画面の下部にある「Boost(ブースト)!」ボタンをタップし、動画広告を視聴することで、ゲーム内の収入を一時的に倍増させることができます。ボタンは複数回使用でき、毎回ブースト期間を延長できます。このように簡単にアクセスでき、非常に目立つプレースメントは、ユーザーのリワード広告の利用頻度を上げる効果があります。
「ざくざくキング:採掘王国」のアプリ内広告とアプリ内購入は相互に関連付けられており、ゲーム内通貨のエコシステムが綿密に設計されたゲームとなりました。その中で、リワード動画広告は有料ユーザーのゲーム体験を妨げることなく、無料ユーザーの価値を最大化するというメリットをもたらしています。
結果的に、Pangle のリワード動画広告は「ざくざくキング:採掘王国」のCPMを12.65%、ARPDAU(アクティブユーザー平均利用額)を12.52%増加させました。
Kolibri Games 広告収益化マネージャー マーティン・グゲル氏 コメント:
「Pangleのリワード動画広告が、プレミアム広告プレースメントでどれほどの機能を発揮したかを確認できてとても嬉しく思います。CPMの結果は驚くべきものであり、Pangleチームは称賛すべきプロ意識によりプロセス全体の処理を支援してくれました。」